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土曜日、予報に反してなかなかいい天気。

こりゃあ、沼津の実家まで自転車で行くしかないでしょう?!(笑)


と言うわけで
娘の習い事から帰ってきたら自転車の整備です。

チェーン洗浄、オイル注油
ついでに、破れていたバーテープも巻きなおします。
夏なので白。
先日仕事帰りにCBAで購入したこれ
カーボン柄汚れがつきにくそう?
で、何より安い!
これ大事!!(笑)

家族は車で東名を使用します。
私は自転車で国道1号。
一緒に準備をしていたら、なんだかんだと15時過ぎ。
「沼津につく頃には夜8時は過ぎるね。」
なんて軽口をたたいていたけれど、
これは大きな過ちでした。
その恐ろしさに気づくのは
3~4時間後(笑)。


とにかく日没が怖いので
快調に飛ばします。
 
休憩を入れずに、
藤沢~茅ヶ崎~平塚~。
途中、境川沿いの、のどかな田園風景に見とれそうになるも、
足を止めると到着時間に響きそうで、こぎ続けます。

この頃はまだ快適。
気持ち車も少なく走りやすいです。
もちろん元気いっぱい。
CA392574.JPG







平塚ではちょうど七夕祭りの最中。
浴衣を着た人たちが沢山。
よってみたくもなりますが、
こちとらレーパンスタイル(笑)。
さらに時間との戦いの真っ最中。

写真を一枚撮って先を急ぎます。

CA392556002.JPG







走り始めて2時間経過。
二宮のローソンで初休憩。
しっかり補給しておかないと
箱根でハンガーノックになってもしかたありません。
CA392575.JPG







おにぎり、カロリーメイト、干し梅、アクエリアス。
足がつるのを防ぐために、梅を摂取します。

CA392576.JPG







そしていよいよ小田原着。
この時点で18時を回っています。
「何とか、18時半前に箱根を登り始めたい」
と思いながらさらに西進します。

CA392577.JPG







いつものさんまいはし。
ようやくここまで着ました。
先を急ぎたいところですが、
ここでもしっかりと補給。
とにかく箱根を登りきらなければなりませんから。
CA392578.JPG







以前紹介したASAさん経営の「箱根カレー心」にも寄りたかったのですが、
今日は時間無し。
のんびりしていたらそれこそ1時間はあっという間に過ぎてしまいそうです。

と言うわけでセブン。
CA392579.JPG







もう一度おにぎりを補給。
一応、ゼリータイプものも補給して、
箱根を登る元気を養います。
CA392580.JPG







この時点で空は夕方の色を濃くし始めました。
「ここまで来たら、登るしかない。」
と心を決めて、箱根旧道登攀開始です。


上り始めると、
山道のため暗い!
道には木々が覆いかぶさるように日をさえぎります。
そして、太陽が山の陰に入ってしまい
どんどん暗くなっていきます。

登り始めてすぐにローディーと挨拶を交わしながらすれ違ったのですが、
この日出会ったローディーはこの方が最後。
この後、車とは遭遇しますが、生身の人間としては一人旅・・・・(笑)。
CA392564.JPG







畑宿で短い休憩。
ここら辺から恐怖を感じるようになりました。
ええ、身の危険とかではなくて、
箱根の神秘的な(不気味な?)雰囲気をひしひしと感じます(笑)。
「帰りてぇ!」
と言う気持ちもむくむくとわいてきますが、
家の鍵持っていませんでした(笑)。
家族はもう既に沼津の実家に着いているし(笑)。

七曲りの看板の写真を撮る余裕無し。
そんな暇があったら一回転でもペダルを回します。

そして、いよいよ真っ暗に(笑)!!
静かな箱根路に私の荒い呼吸音だけが聞こえます。

「たまに通る車にほっと一安心して、それから一人旅が戻ってきて」
の繰り返しです。

左右の森の中など見れません(笑)!
だって、怖いし(笑)!!
誰かの顔が覗いていたらやだし(笑)!!!

今までの2回は明るい時間に登っていたので
見晴らし茶屋や甘酒茶屋も開いていたのですが、
19時を回った今、当然閉店。
かえって無人の茶屋は不気味さを増しています(笑)。

そして、今回一番寒気がしたのが
お玉が池周辺。
もともと明るい時間に通過しても
「寒気がするなぁ。」
と感じていたのですが、
今回はさらにやばい!!(笑)
霧まで出ています(笑)!!


そして、たまった疲労のせいか、
腰が痛くなってきて体が重く感じます(笑)。
そう、何かに後ろから引っ張られているかのように(笑)!!

風も出てきました。
おそらく向かい風なのですが、
真っ暗だし、必死だしで
とにかく体が冷えることはわかったのですが、
どちら向きの風かはわかりません(笑)!!

そんな状況、
本当に、進みません。
もう、必死(笑)!!
もがき続けます。

CA392581.JPG







<遊覧船乗り場自販機>
そんなこんなで
命からがら(?)芦ノ湖到着。
19時42分。

ふもとのセブンを18時34分に出たので、
畑宿の休憩を入れて1時間8分ほど。

足もつらなかったし、
今回のタイムが自分の中では一番早いと思います。

ま、涼しかったし(いろんな意味で)、
必死だったからなかなかいいペースだったのでしょう(笑)。

それにしても、
芦ノ湖も真っ暗。
当たり前か(笑)。

人気も少ないし、
どうにも怖くなって家内に電話(笑)。
お玉が池の体験も含めて現状報告。
「車で迎えに行こうか?」
と暖かい言葉ももらいましたが、
ここまで来て迎えに来てもらったら男がすたる。

わけのわからない意地を張って自走し続けることを選択します(笑)。

CA392582.JPG







芦ノ湖畔はこんな感じで霧。

この後、もっとものすごい霧が出てきます(笑)。
もう、ね、濃霧ですよ。
実際電光掲示板には「濃霧注意」の文字が点灯していました(笑)。

街灯があっても20mほどしか視界は無いし
街灯がないところは自分のライトだけが頼り。
うっすらと見える車線を頼りに再び登っていきます。
何だか登っているんだかどうだか分からなくなりました。

気づくと最高点を通過し、下り。
濃霧が眼前にびっしりと広がり
判断力が鈍っている良く分からない状態での下り。
日常ではありえない状況での下りは
不思議な感じで、体が自然と動いてくれているかのようでした。

「夜景が綺麗」かも、と思っていましたが、
なーんも見えません(笑)。
濃霧で体がしっとりとぬれてきます。
ブレーキレバーは霧でどんどんぬれてきて
しっかりと握らないと滑ってしまいそうでした。

それでも、ある程度下ると
霧がすっとはれてくれました。
ようやく頭のスイッチが元に戻り、
すっきりとした状態で下り続けます。

そんなこんなで箱根路クリア!!!!
冷え切った体を温めるために
コンビニでホットコーヒー購入です。
CA392583.JPG








CA392584.JPG







このコーヒーの旨かったこと!!
体が温まりました。

自転車の車体がぬれて、
雨の中を走った後のような汚れがついていました。

体は汗と霧とを浴びて冷えているけれどべたべたの状態。



それにしても、この恐怖体験。
もう、二度と夜の箱根は越えません(笑)!!
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HN:
寿太朗
性別:
男性
趣味:
しいて言えば、読書かなぁ。。。
自己紹介:
「而立」を過ぎ、いろいろな場所で責任ある役割を任され始めたことを実感するこの頃です。息抜きを大切にしながら、いい意味で適当にがんばります(笑)。
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