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電車や車があまり機能しない、
 機能が期待できないここ二日。
私はといいますと、
もともと自転車通勤だったので対して不便は感じません。
というか、いつも通りです。
むしろ、車が少なくなった気がして
多少走りやすいです。

ですが、
自転車の数が増えているのも事実。

新しく自転車通勤を始めた方も多いのでしょうね。
そこで、
そんな方たちにご一読いただきたいのが
「自転車ツーキニスト」という言葉を作られた
疋田氏の提言。
ご本人転載OKとおっしゃっておりますので、
氏のブログより引用させていただきました。
ご覧ください。

■首都圏自転車にお願いしたいこと

本日2度目のメルマガであります。
月曜日になって、
都心の交通も、ふたたび麻痺し始めた。
たまたまヒキタ自身で目にした品川駅ほか、都心各駅の電車待ちの行列には驚きを禁じ得ない。
が、今後、この光景はスタンダードになるかもしれない。
今後の電力供給の問題もあって、通勤、通学の足が、
今後、自転車にシフトするのも、起こり得る事態かなと思う。

こんな状況の中「自転車通勤を」なんてのは、
機に乗じるようで、まったく私の本意ではないのだけれど、
それでも、色々なところから問い合わせがあるので、
言わなくてはならない最低限の注意をここに。
読者諸氏も、周囲に「これからは自転車通勤」という方がいらっしゃるなら、
最低限、下記の注意だけは喚起していただけないだろうか。

■1.左側通行

まず断然一番目にお願いしたいのは“左側通行”だ。
これはもう厳守。絶対の鉄則である。
車道、歩道は、この際、問わない。
本来は車道左端が望ましいし、
そちらの方がはるかにスムーズかつセーフティなんだが、
車道通行に慣れない人も多いだろうし、
「歩道が安心」という悪しきイメージは、
なかなか抜けない(それがどんなに間違っているとしても)。
だから、今はまだ、
車道と歩道については、
道路状況に応じて、臨機応変に選んでいただいて構わないと思う。
しかし「左」だけは守る。
この左側通行の遵守だけで、
自転車のリスクは半減できるはずだ。
そして、現在、R-246などで起きているカオス(混沌)も、
かなりの部分、回避できるはずなのだ。
繰り返し強調しておこう。
自転車は何としても左側通行。
これだけは是非、心よりお願いしたい。
そして、このメルマガの読者諸兄にお願いしたいのは、
前から走ってくる(つまりは右側通行の)馬鹿者自転車、
あ、いや、無知自転車に「自転車は左を走りましょうー♪」と、
優しくアピールしていただきたいということだ。
これはそのまま混乱回避に繋がる行為であり、
巡り巡って、東北の方々を助ける行為であるとさえ思う。

■2.信号を守る

何を当たり前のことを、といわれるかも知れないが、
思いの外、守られていないのがこれだ。
自転車は歩行者と似たようなもの、というイメージが抜けないのだ。
信号遵守。当たり前だが、これまた鉄則である。
あと、二段階右折も守ろう。これも法律でそう決まっている。

■3.飲酒運転をしない

これまた当然のことではあるんだが、自転車も飲酒運転はダメだ。
飲んだら乗ってはならない。
ときどき地方に行くと「(クルマの)酔っぱらい運転はダメだから、自転車にしたよ」
などという人がいるが、まったくの誤認識である。
自転車であっても、飲酒運転は道交法違反だし(完全に赤切符)、なにより危険だ。
首都圏がこれから自転車で過密状態になることが予想できる今、
飲酒自転車運転に、寛容になってはならないと思う。

■4.夜間無灯火をしない

これは思いの外重要で、
夜間無灯火こそが、夜の事故の主因となっている。
乗っている自分は見えているつもりでも、
他者から自転車が見えない。
自転車灯火の意味とは、
他者から認識してもらうのが一番手、
自分の道を照らすのは二番手、なのである。
現在は電池式の明るいLEDライトが、非常に安く出回っている。
これならばペダルも重くならない。
エネループなどの充電バッテリーと併用すれば、
ランニングコストなど、ほぼゼロだ。

他にも傘差しや2人乗りなど、
色々あるけれど「最低限、少なくとも」という意味ではこの4つ。
是非ともよろしくお願いしたいものだ。
この4項だけで、現在の自転車状況はかなり改善できる。
というのか、このメルマガの読者諸兄である。そんなことは、ご自身としては百も承知であろう。
だから、だ。
周囲に、なのである。
周囲にこの4つを伝授し続けていただけるとありがたい。

■停電のリスク

そしてもうひとつ、関東の計画停電がこれからやってくる。
光っていない信号機に巡り会うことも、これからは多々あるはずだ。
交差点では常に徐行、光ってない場合は必ず停まる、
そうした配慮も必要になってくるのだろう。
しかし、これに関しては、私にも経験がないので分からない。

皆々様、ご安全に。
東北が、この状態の今、東京で救急車のご迷惑になるようなことは、極力あってはならないと思うから。

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翌日補足版も出されています。

■5.歩道はあくまで歩行者優先、その上で徐行
そして、もうひとつ、歩行者への気遣いだ。
特に慣れていない人にとっては、
道路状況などやむを得ない事情で、
歩道を走らざるを得ないこともあるだろう。
しかし、その際は決してスピードを出してはならない。
暴走などもってのほかで、歩道はあくまで「走らせてもらっている」立場なのだ。
歩行者にドケドケとばかりベルを鳴らす、
なんてのも論外だろう。
追い抜く時は「すいません」と声を掛ける。
何かあったら即座に停まれるようなスピードを保つ。
歩道には、お年寄りや、子供、ベビーカー、車椅子、白い杖など、
多数の交通弱者が存在する。決して彼らの安全を脅かすようなことがあってはならない。
【ここまで】

■それともうひとつ

交差点ではどうするか?
車道の左端ってどこのこと? 
どう走ればいいの?
と、自転車の車道走行ルールについて、様々な質問も戴く。
このメルマガの読者諸兄にも、
周囲からそういう質問を受ける方も多いことだろうと思う。
それぞれ場合分けをして、詳しく述べていったりすると、
極端な話「自転車の安全鉄則」などという
一冊の本ができてしまうわけで、分かりやすく、一言でいおう。

自転車の車道でのルールは、原付とほぼ同じである。

つまり原付バイク(←考えてみればヘンな言い方)で
やってはならないことは、自転車でもやってはならないということだ。
周囲に聞かれたらこう答えて欲しい。
「原付バイクで考えてみれば、
 逆走や信号無視、傘差し運転ほか、“ダメ”なのは当たり前でしょ。
 自転車でも同じよ」と。

長くなりましたが、
とても大事なことだと思い、
転載させていただきました。
願わくば
一人でも奥の方の目に留まり、
交通混乱がなくなっていきますように。


また、
今回の地震について
疋田氏のブログに読んでいてうれしいことも書かれていました。
韓国の新聞の社説だそうです。
これも、転載いたします。

■韓国の新聞社説から

 韓国の有力紙「中央日報」の社説から。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138189&...

【社説】大災難より強い日本人
全世界が日本の大地震に2度の衝撃を受けている。 まずマグニチュード9.0の超強力地震がもたらした残酷な被害だ。 巨大な津波で約2000人が死亡し、1万人以上が行方不明となった。 宮城県のある村は住民の半分が行方不明になったという。 原発も心配だ。 日本政府は福島原発周辺の住民21万人を疎開させ、海水で原子炉を冷却する非常措置に入った。 不純物の混入で原子炉を事実上廃棄する劇薬処方だ。 日本列島が連日、地震、津波、原発危機に呻吟しているのだ。

もっと驚くのは不思議なほど冷静な日本人だ。 死の恐怖の中でも動揺しない。 避難要員に従って次々と被害現場を抜け出し、小学生も教師の引率で列を乱さず安全な場所に移動した。 地下鉄・バスの運行が中断すると、会社員は会社から支給された緊急救護物品をかついだまま静かに家に帰った。 みんな走ることもなく3−4時間ほど歩いた。 翌日はいつも通り会社に出勤した。 想像を超越した大災難と日本人の沈着な対応に全世界が衝撃を受けている。

私たちは大規模な自然災害が過ぎた後に発生する数多くの無秩序と混乱を目撃してきた。 昨年22万人が犠牲になったハイチ地震がその代表例だ。 「地震よりも無法天地の略奪と暴力がもっと怖い」という声が出てきたほどだ。 ハイチが開発途上国だからというわけではない。 05年にハリケーン「カトリーナ」が襲った米国のニューオーリンズでも暴力と腐敗が相次いだ。 こうした記憶のため、日本人の冷静さがよりいっそう引き立って見えるのかもしれない。 惨状を前に泣き叫ぶ日本人はほとんど見られない。 地震の混乱に紛れて強盗や殺人事件が起きたという話も聞こえてこない。 テレビの画面は、列に並んで救護食品を受け取ったり、売店の前で静かに待った後、必要な分だけ購入していく風景ばかりだ。

ただ地震が頻発する日本の地理的特殊性だけでは、こうした現象をすべて説明することはできない。 徹底した耐震設計と速い警報システムが被害を減らしたのは事実だ。 徹底した事前教育と避難訓練も間違いなく力になっている。 一つの国の真面目も大事件を迎えてこそ表れる。 それがまさに国民性だ。 全身が凍りつくような恐怖の前で、日本人は落ち着いた国民性を遺憾なく発揮している。 1995年の阪神・淡路大地震当時、意外にも20%ほど円高が進んだ。 日本の国民性を誤って判断した海外投資家は痛い目にあった。 最近の円高も国際金融市場が災難の前で団結する独特の国民性を看破したためだ。

日本人は沈着な対処で阪神・淡路大地震を乗り越えて自ら立ち上がった。 今回の大地震の傷もいつか治癒されるものと信じる。 むしろ私たちは日本を見て、韓国社会の自画像を頭に浮かべる。 災難現場でテレビカメラが向けられれば、表情を変えて激しく泣き叫ぶことはなかったか。 天災地変のため飛行機が少し延着しただけで、一斉に大声で文句を言うことはなかったか。 すべての責任を無条件に政府のせいにして大騒ぎしたことはなかったか。 隣国の痛みは考えず、韓国に生じる反射利益を計算したことはなかったか…。 私たちは自らに厳しく問う必要がある。 また災難と危機の際、韓国社会の節制できない思考と対応方式を見直す契機にしなければならない。 私たちは依然として日本から学ぶべきことが多く、先進国へと進む道のりも遠い。

 隣国の友人たち。褒めてくれてありがとう。一番乗りの支援もありがとう。

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最後のコメントは氏のコメントです。

私も考えさせられました。
私はこの新聞が報じているような
立派な行動がとれているのだろうか。
これで感動していいような人間なのだろうか。
その資格があるのだろうか。
まだほかにできることがたくさんあるではないか。

ありがとうございます。
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寿太朗
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男性
趣味:
しいて言えば、読書かなぁ。。。
自己紹介:
「而立」を過ぎ、いろいろな場所で責任ある役割を任され始めたことを実感するこの頃です。息抜きを大切にしながら、いい意味で適当にがんばります(笑)。
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